2009年9月30日水曜日

不景気報道

asahi.com(朝日新聞社):大卒初任給の伸び率急減0.09% 経団連調査 - ビジネス・経済

一昔前と比べると、大卒だから良い仕事につけるとはとても言い難い状況になっているのではないでしょうか。

(大学は出たけれど…という言葉もだいぶ昔だったような気がしますが)

日本経団連は29日、今春に学校を卒業して入社した社員の初任給の調査結果を発表した。大卒事務系は20万8306円で、増加額は前年比195円(0.09%)にとどまった。08年の同1191円(0.58%)から急減し、過去最低水準となった。不況が新人の給料にも影響を与えた。

製造業をはじめ、マスコミも連日”不景気”を報道していますが、全体の景気はともかく
ある程度不景気報道が、それを作り上げているのではないか?と思う時があります。

不景気だと感じさせるニュースが報道され、それを見た企業経営者は、
周りが不景気なのだから、自分のところも”仕方ない”と思うようになってしまうのではないでしょうか。

もちろん、全体の景気の底上げは必要ですが、
報道されている事実と、自分の会社の事実は異なるわけで、何を行うにも冷静な判断が必要だと思いました。

また、不景気だから儲からないという考え方は捨てて、どうすれば不景気でも儲けられるか=お客様を幸せにできるか、
ということを考えていきたいですね。

2009年9月24日木曜日

YST大幅バージョンアップ!

先日、Yahoo! inc.が開発しているウェブサーチエンジン「Yahoo! Search Technology (YST)」が大幅バージョンアップしたのを公開しています。

インデックスのフルアップデートとアルゴリズムが立て続けにバージョンアップした模様です。

このような大幅アップデートは年に数回行われるようですが、今回のアップデートの変動の影響はかなり大きいようで、SEO信者さん達のサイトで、ほとんどが圏外に追いやられた模様で話題になっています。

そこで弊社のサイトを確認して見ると、全体的に検索順位が上がった!って言うか前のに戻った感じです。

これで、本来あるべき検索エンジンの姿のような気がします。

2009年9月23日水曜日

ネット通販の是非

セブン&アイがネット通販を統合、本・CD・食品など500万点を扱う「セブンネットショッピング」にリニューアル:MarkeZine(マーケジン)

ネット通販(EC)業界はこれからも躍進を続ける見込みが出ていますが、(インターネット白書参考)

コンビニ「セブンイレブン」を運営するセブン&アイが、自社のネットショップを拡充し、
さまざまな生活用品、本、CDを扱う大手ショッピングサイト「セブンネットショッピング」としてリニューアルしたそうです。

新たなサービスでも、

決済と商品受取りに全国のセブン-イレブン店舗を活用

とされており、実店舗とWebをうまくミックスさせた点が高く評価できそうです。

注文はネットで、受取は店舗でということができ、多忙な現代人の生活スタイルにマッチしていると感じられます。

ネットだけに特化したショップよりも、こういったミキシング的なサービスがこれからも増えていってほしいですね。

2009年9月21日月曜日

弁護士、陪審員に「ググるな」と要請

弁護士、陪審員に「ググるな」と要請 –Slashdotjapan

日本でも裁判員制度がはじまってはや数か月がたちます。
確率的にはいずれかは自分に番が回ってくるのでしょうが…。

ネット業界に携わる者として興味深いニュースが掲載されていたのでご紹介します。

米国で、陪審員が裁判中に公判に関して「ググる」事が問題となっているそうだ(iTWire本家記事より)。

米国では陪審員は裁判に関し他人と話したりすることは原則禁止されている。また、自身の意見を左右するような情報、例えば新聞やTVなどの報道などを調べたり参考にしたりすることも禁止されている。これに従わない場合法廷侮辱罪として罰金や禁固刑が科せられることもあるそうだ。しかし最近ではこの原則は無視され、裁判中に宿泊しているホテルや裁判所内など、ところ構わず裁判に関する情報が「ググられる」ことも多いという。

安易に情報を検索してしまうことで、「知ったような気持ち」になるのが問題なのだと思います。また、テキスト主体、あるいは主観的な情報では、偏った考え方に陥りやすいので、公平性を期すためにこのような処置をしているのでは?と思いました。

ネットの掲示板などではよく、「ググれ」という言葉が使われていますが、
何でもかんでも調べることが正しいのではなく、自分で考えたり行動することが
多少時間がかかっても大切なのだと思います。

このニュースは深いですね。

2009年9月18日金曜日

Windows XPがとうとうハブにされてきました

マイクロソフトのTCP/IP脆弱性修正パッチ、XP用は提供されず ーSlashdot

Windows7の登場を10月22日に控え、マイクロソフトはWindows XP SP2/SP3
環境で起こる特定の脆弱性に対する修正パッチを提供しないそうです。

Windows XP SP2/3で発見されたTCP/IPの脆弱性について、これを解決するパッチは提供しないことをマイクロソフトが表明した。この脆弱制は特殊なパケットを大量に送信することでメモリを消費させ、システムの反応を停止させられるというもの

いまだにWindows XPを使っている1ユーザーとしては、まだ延長サポート中のOSで
バグが修正されないのは不安ですね。

また、MS側の言い分は次のようになります。

MSのセキュリティプログラムマネージャーAdrian Stone氏は「このコードは元をたどれば12~15年前に書かれたものであり、これに対してパッチを提供することは本質的に実現不可能」

一応、深刻度は「中程度」とのことですから、絶対的なものではないのですが…。

Windows 7の販売戦略に乗ってしまっているようで少し面白くありませんが、
そろそろWindows 7への移行を真剣に検討しなければならない時期になったかもしれません。

2009年9月17日木曜日

無線LANで快適ワイヤレス生活

「IEEE 802.11n」、やっと正式な規格が決定 -slashdotjapan

皆さんは、ご自宅のネットワーク(インターネット)を何で接続されていますか?

光ファイバー(NTTフレッツ光/コミュファ光)、ADSL、CATV(ケーブルテレビ)が大半を占めると思いますが、その回線を共有するために分配機としてルーターを使っている方も多いのではないかと思います。

私の自宅と弊社事務所では
無線LANルーターで無線LANネットワークを構築しており、802.11nという高速規格を使用することにより、最大300Mbpsの通信速度を確保しています。

普通のサイトはもちろん、動画サイトも快適に閲覧できています。

それにしてもこの規格、長らくドラフト=非公式 で運用されていたのですが、長い時間をかけて
ようやく正式規格へと承認が行われたようです。

最近ではお手軽価格で無線LANルーターを導入することができますので、
この機会に高速ネットワークで快適インターネットライフを送ってみませんか。

弊社サポートでも設置の支援をいたしております。

2009年9月15日火曜日

あいかわらず円高

東京円反落 91円前後で推移
円が高いですね。アメリカのリーマンショック、サブプライムローンからの不景気は
円が高止まりで今まで来ています。

私も経済は全然明るくなくて、もっと勉強しなくてはと常々思っていますが
円が高いと、単純に外国に日本の良質な製品が売れなくなるし、投資家が手を引くんじゃないかって
恐れてます。

それは我々自営業者、ひいては従業員の方にも迷惑をかけることにつながるので、
円がもっと安くなって、みんながたくさんお買い物すれば、なんとかなると思うんですけどね。

この話題にもつながりますが、皆さんはネット通販をよく利用されていますか?
私も昔は、ネットで安いパソコンのパーツや食材(地域の特産物)、贈答品を買いあさっていました。

今では不動産や自動車もネットで購入・落札するようなご時世なんですよね。
私はとてもじゃないですが、恐ろしくて手を出せません。

しかし、ネットでお買い物をするより、ちょっとくらい高くてもいいから、地元のお店で、顔と顔を突き合わせたお買い物をする。
保証と安心も買えるし、何よりお付き合いが増えることは、ネット通販にはない醍醐味です。
地域性で、どうしても通販を利用しなければならない方のためにも、また時間を気にせずお買い物ができる、安い、などネット通販にはそれなりのメリットがありますが、失っているものも大きいはず。
地域経済の活性化という意味でも、無駄なネット通販をすることは控える意味があるかもしれません。

1つの物事を深く考えてみると、いろいろな側面が見えてきますね。

2009年9月14日月曜日

Windows7がまもなく。

マイクロソフトの新OS、Windows 7が間もなく登場します。
その経済効果は数千億円とも言われており、XPを使っている企業も乗り換えを検討しているようです。

ただ、移行するには莫大なコストがかかるため、完全に終わるにはまだまだ時間がかかりそうですが・・・。

またそれに伴うトラブルも心配されるところです。


弊社ではOSの乗り換え/アップグレードもサポートしております。
古くなったオフィスPCを一新される時などにお役立てくださればと思います。

2009年9月10日木曜日

新型のCanonプリンタ

キヤノン、「iPhone」や「iPod touch」からのプリントにも対応した「PIXUS MP990」など7機種を発表
プリンタといえば、EPSON(エプソン)とCANON(キヤノン)の2大メーカーが、
家電量販店でもよく見かける製品を出しています。

弊社ではそのシンプルな形と機能性からCANON製プリンタを愛好しております。

私が使用しているのはCANON MP610と、MP600。どちらも同社製ラインナップとしては同じ位置づけの、普及価格帯インクジェット複合機です。

プリンタは毎年のようにモデルチェンジがされており、今年も新たな機種が登場しました。

今回発表された製品はいずれも、高密度プリントヘッド技術「FINE」の搭載により、高画質と高速プリントを実現。「MP990」では、A4 カラー原稿で約9.1ipm
の高速印刷性能を備える。、「MP990」、「MP640」、「MP560」は無線 LAN を標準で搭載し、「iPhone」や「iPod touch」からの写真プリントにも対応した。機能面では「エリア別明るさ補正」機能、「自動写真補正II」機能を搭載し、より美しい写真をプリントすることが可能とのこと

新機種には無線LANが搭載され、ネットワークプリンタ的な使い方も可能になったようです。
さらにアップデートされたWebprint EXというソフトウェアのおかげで、ホームページを印刷する場合に段組みをしたり、拡大・縮小ができたり、便利になっています。(旧機種でも利用可能)

プリンタは新製品であっても、業務向け法人モデルでなければ3万円以下で購入できることが多く、
ハードウェアの購入代よりも、インクコストが高くつくーーメーカーもそれを見越して、純正インクを買ってもらうことで利益を出し、プリンタ本体の購入代金を安く抑えている、という側面があります。

しかし、その純正インクがフルセットで5000円を軽く超えるほどの値段なので、バカになりません。

使い手としては消耗品に対するコストも抑えたいのがホンネ。私も例外でなく、仕事でプレゼン用資料を印刷する場合などに、詰め替えインクを使えば安くあがるのではないかと、思うようになってきています。→詰め替えインクのセット

ただし詰め替えインクおよびリセッタを使って詰め替えを行った場合、メーカーの保証は受けられなくなりますので、詰め替えをお考えの方はご注意ください。

そこまでしてコストダウンを図りたくない…という方には、リサイクルトナー/リサイクルインクもお勧めです。こちらは、詰め替え済み/ICチップリセット済みのカートリッジが再販されており、純正タンクと同じように扱うことができます。

今年も年末まで残すところあと4カ月。年賀状シーズンを迎える前に、CANONの新機種を考えてみてはいかがでしょうか。

2009年9月9日水曜日

インフルエンザにお気を付けください

ただいま、一時その身をひそめていた、新型インフルエンザが国内で再び大流行しているようです。

中外製薬がタミフル1200万人分追加供給へ

外を出歩くと、駅前など公共の場所ではマスクをしている人も多く見かけるようになってきました。

予防といっても限界があると思いますが、インフルにかかってしまうと、仕事に行くのも難しくなりそうですので、皆さまもインフルエンザに限らず、病気の予防はしっかりと。

2009年9月7日月曜日

ネットという情報源の信ぴょう性

Wikipediaに「信頼度システム」を導入する動き  - Slashdot Japan

ソース(情報源)がネットから、というと、第一に考えられるのがその信ぴょう性。
どこのだれがその記事を書いたのか、見た人が明らかにわかるようになっていないと(あるいはなっていたとしても)その情報が100%真実である保証はないですし、
また、読み手/書き手の感情にも左右されてしまうので、とてもではないですが公的な場では、
信用して使える情報とは言い難いのが現状です。

しかし、これだけネットが普及する中、真実も虚偽も含まれた情報は
ある意味で「宝石」のような価値を持っているわけでもあり、
とくに昔からネットの百科事典として、誰もが編集できることで今や世界一の事典となった
表題のWikipediaは、情報の信頼性をあげる試みを行うようです。

新たに追加される機能は、「WikiTrust」と呼ばれており、執筆者の信頼度や読者数、掲載期間などにより記事に「信頼」を与えていくとのこと。

ただ、これもあくまで「指標」に過ぎず、今までよりは信頼できるようになるのでは?といったレベル。
これからもこういった動きは増えてくると思いますが、それでも
何でもかんでもネットの情報に依存しないよう、心がけたいものです。

2009年9月4日金曜日

動画サイトと著作権

ユーチューブにワーナーが動画コンテンツを提供へ

動画サイトといえば、Youtubeとニコニコ動画を真っ先に思い浮かべる事かと思いますが、
一昔前の動画サイトは、それはもうひどいものでした。

著作権のちの字もないような無法状態で、映画やドラマ、音楽のPVなどが
しかし一方でサブカルというものは、そういった無法やグレー状態の中でひっそりと人気が出ていくという面もあり、今日の存在を築き上げてきたわけです。

今回のニュースもよい例ですが、コミュニティとして大企業も無視をできなくなった、あるいは
利益を見込めることが予想されるとなれば、積極的に協力・助力をするようになるのですね。

とはいえ、Youtubeをはじめとする動画サイトがたどってきた道が、決して正しい(まっとうな)ものではないのは事実です。

多くの権利を持つ方を傷つけて進化してきたわけですから。

弊社もポータルやコミュニティを作る製作者として、常に著作・肖像権については気を払っておりますし、どうすればどちらも立ててサイトを盛り上げていくことができるかと悩んでおります。

2009年9月3日木曜日

Windows 7の法人向け販売がスタート、163社が早期導入を表明

Windows 7の法人向け販売がスタート、163社が早期導入を表明
期待の新OS、マイクロソフト ウィンドウズ7の法人向け販売がスタートしているようです。
現行Windows Vistaでは18社だった早期採用表明企業が、今回は163と大幅増。

いまだに旧OSであるWindows XPが現役で使われている現状ですが、
Windows VistaからWindows 7へとOSが熟成されている期間でパソコンの性能も向上し、
企業としてもサポートを継続して受けられる、安定したWindows 7への移行がスムーズに進められると
見て採用を決断したのでしょう。セキュリティ面でも強固なVistaのものを受け継いでいますから。

なお、パソコンの買い替えなどにより、Windows 7がもたらす波及効果はトータルで8250億円とされています。
新OSが出ることで、それに見合ったパソコンへとアップグレード・買い替えが行われますから、
これだけ巨額の効果が産まれるわけですね。

弊社でもWindows 7へ乗り換えをされたい方を対象に、
Windows 7インストール済PCの販売や、Windows 7アップグレードのサポートサービスをさせていただきます。

ご興味のある方は是非、お気軽にご相談ください。

2009年9月1日火曜日

民主党政権誕生

つい先日に行われた衆議院選挙で、民主党が歴史的大勝を果たし、
連日の加熱報道どおり、自民党からの政権交代を果たしました。

さて、民主党がうたっているマニフェストどおりにこれから政策が実行されると、
はたして日本はどういう国になっていくのでしょうか。

普段は政治のことにあまり関心がないのですが、
今回ばかりは多くの国民が政治に期待しているフシがありましたね。

政治に期待するより、自分を変えてゆこうという、元気な活力が必要だと、
常々考えていました。しかし、民衆の期待どおり政権が交代してしまった以上、
いち自営業者として、多くの苦しんでいる中小企業、
大手企業を救うような支援政策を実行してくれることを祈っています。